お元気ですね。
カンタービレの藤本明子です。
クリスマスも過ぎて、新しい年へのカウントダウンが始まりましたね。
多くの方が感じていらっしゃるように、
この一年は私にとっても時間の流れがものすごく早かったです。
人との関係では、物理的にいつも同じ空間で過ごしている相手でも、
ぜんぜん交わってる感じがしなかったり、
逆に、久しぶりに会った人と存在の深みまで一気に降りて行けたりで、
日々、不思議な体験をさせていただきました。
そして、痛みのクレンジングを地道に続けるプロセスで、
自分が選ぶものと選ばないものの区別が、
さらにはっきりしてきたように思います。
来る年には、想いや人や環境などすべてにおいて、
自分の選ばないものを手放すことになるような気がします。
感謝しながら、お別れですね^^
さて!
今日のリレーエッセイは、三好博文さんの最終回です。
ワークショップを始めてみたものの、
自分が何をやりたいのかわからなくなってしまった三好さん。
「今の自分を味わう時間」がホントに大事だと思うようになって、
その後は、どうなっていくんでしょうか?
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■ 私が非構成に魅かれる理由〜三好博文 その3
この頃の僕は、
あるひとつのゴールに向かっていくようなワークショップや関り方というより、
お互いがいろんな答をそれぞれで見つけていくしかないと思っています。
そこで、おどおどしたり彷徨ったり、
悲しんだりね、時には喜んだり、
そんなんしてるその人自身を味わうような時間に、
価値がある。
エンカウンターってのは、そういう理想に一番近い時間なんです。
今の僕にとっては。
2年前、橋本久仁彦さんの非構成のエンカウンターに初めて参加したとき、
1泊2日のグループだったんですけど、すっごくおもしろかったです。
橋本さんは楽しそうですよ。言いたいこと言ってね。
やることはちゃんとやってるんですけど(笑)
橋本さんは、大学の教員時代に自分がどれだけ辛かったか、延々と話してて、
最後に僕が「橋本さん、ホントに大変だったんですね」って言ったら、
「最後になって俺のことか?」って言ってましたけど(笑)
橋本さんも自分と向き合ってるんだろうな。カタチを為しながらも。
だから、敬意がもてるんですよ。
きちんと向き合ってる。
非構成のエンカウンターのようなものは、
一般的には、価値があるとは思われていないけど。
やっぱり、値打ちとか確実性とかが必ず提供されるものっていうのに、
人は惹かれてしまう。
何にもない自分を味わうとか、すごいオロオロしてどうしようとか、
まあどうしようもないけどやっていくしかないか、
みたいなものを感じたりする自分がいいとは一般的には思えないわけですよね。
どちらかと言えば、力がみなぎって、あるいは、心も身体もすっきり癒されて、
みたいな時間の方が、ウケがいいし、求められやすい。
ホントは、今の特に代わり映えのしない日常の中で、
自分なりにもがいたりしている日々を、
他の人たちとじっくり味わうっていうのが、多分最高の贅沢だと思います。
僕は、周期的に、ものすごく辛くなることがあって…
自分がなんでここにいるのかさっぱり分らない。
求めてるものもないし、欲しいものもない。
なんで生きてるんだろうって、思うときがあるんですよ。
無気力になって、何にもやる気が起こらない。
そういうときは、強烈にというか、集中的に、考えますね。
自分は何を求めているのか。
答えは一体なんなのか。
多分、そんな時に、エンカウンターがあればなんとかなるんだろうなと思って。
その時にタイミングよくエンカウンターはないと思うんだけど、
あれば、自分はなんとかできるというのがある。
でも…
僕はエンカウンターをやってない。
そこまで具体的に思っているのならやればいいのに、
という自分の声が聞こえてくるんですけど。常にね。
まあ、確かに、エンカウンターっていう名前じゃなかったら、
自分がいる場所でそういうところを見つけて、
イベントをやったりはしてるんだけど…
でもちゃんと大々的に、完璧に、
非構成のエンカウンター・グループっていうようなイベントはやれない。
やる勇気がない。
というのは、価値が提供できるんだろうかという気が、
いつもしてしまうんですね。参加者の人に対して。
まあ、そうはいっても、エンカウンターグループに来てる人って、
みんな一様に、いい感じで帰って行かれるんで、
価値のことはそんなに気にしてないんです。
けど、でも、自分がホントにやることになったら、
自分の中に責任を感じるんじゃないかと。
だから、僕は、想いがある人を手助けするっていう役割を、
もっと突き詰めたいというか、マネージメントですね。
そういうことをもっともっとちゃんとやりたいなっていうふうに思っていて、
そういうことを今、勉強しているのかな? どっちかっていうと。
で、当然、それをするためには、
グループのこともよく知ってなきゃいけない。
だから、エンカウンターグループってどういうふうにすればいいんだろうとか、
勉強したいっていう気持ちもあったんですね。
でも、ホントのホントは、
自分なりのカタチを見つけたいっていうのがあるんですよね。
自分が最初から最後まで仕掛けられるものは一体なんだろう、っていうのを、
自分が見つけたい、っていうのがある。
けど、今の時点では、それは思いつかないので、置いとくというかね。
全然すっきりしてないですね。
そういう僕です(笑)
(終わり)
∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞
はい。
今年のカンタービレ便り最終号を飾ってくださって、
ありがとうございます。
ホント、全然すっきりしてないですね〜((爆))
実は、「全然すっきりしてない感じと共に在る」ということを、
私は大切にしています。
非構成のエンカウンターグループをファシリテーションする時の、
重要な鍵のひとつだと思うからですね。
そして、カール・ロジャースが言っていたように、
街角にひとつのエンカウンター・グループがあればいいなと、
私も思います。
誰もがふらっと立ち寄って、今の自分を味わう時間が持てるように、
街角のエンカウンター・グループを続けていきたいです。
2009年のカンタービレは、橋本久仁彦さんのグループから始まります。
あと2つ、お席があります。
それぞれの流れの中で参加の必要を感じられる方と、
ご一緒できたらいいなと想います。
http://cantabile.mylyre.com/eg090124.html 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
残り少ない今年を、素敵に過ごせますように。
新しい年が笑顔で始まりますように。
それでは、ご喜元よう♪
(やぎ座の新月に)
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